【レビュー】Kindle Paperwhite (16GB) | 「読書量」が劇的に増える魔法の板
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3行でわかる本記事の要約
この記事はこんな人におすすめ:
- 「本を読みたいけど、スマホだと通知が来て集中できない」という人
- お風呂でのんびり半身浴をしながら読書を楽しみたい人
- 寝る前の読書習慣をつけたいが、スマホのブルーライトが気になる人
最大のメリット:
目に優しいE-Inkディスプレイと色調調節ライトで、長時間読んでも目が疲れない。そしてバッテリーが数週間持つ。
結論(買うべきか):
読書好きならマストバイ。スマホで読むより没入感が段違いで、結果的に読書量が倍増する。
今回は、Amazonの電子書籍リーダーのド定番モデル、**「Kindle Paperwhite (16GB)」**を徹底レビューします。

Kindle Paperwhite (16GB)
購入の経緯:スマホ読書の限界
私はこれまで、iPhoneのKindleアプリで本を読んでいました。 いつでもどこでも読めるのは便利ですが、いくつか悩みがありました。
- 目が疲れる: バックライトの光が強すぎて、長時間読むと目がシパシパする。
- 集中できない: 読んでいる最中にLINEやSNSの通知が来て、ついそっちを見てしまう。
- バッテリーが減る: 読書でスマホの電池を使ってしまい、肝心な時に電池切れになる。
「読書専用の端末があれば、もっと本の世界に没頭できるんじゃないか?」 そう思って購入したのが、このKindle Paperwhiteです。
結果、私の年間読書量は30冊から100冊に増えました。
スペック詳細
| 項目 | 内容 | | --- | --- | | ディスプレイ | 6.8インチ Amazon Paperwhiteディスプレイ | | 解像度 | 300ppi (紙の印刷物と同等) | | フロントライト | LED 17個 (色調調節ライト搭載) | | ストレージ | 16GB (数千冊保存可能) | | 防水性能 | IPX8 (お風呂でも使用可能) | | バッテリー | 最大10週間 (使用状況による) | | 重量 | 約 205 g | | 接続 | Wi-Fi (2.4GHz / 5GHz) | | 充電端子 | USB-C |
前モデル(第10世代)からの最大の進化点は、画面サイズが6インチから6.8インチに大型化したことと、USB-C充電に対応したことです。 特にUSB-C対応は、ケーブルを統一したいガジェット好きには歓喜のアップデートです。
特徴とメリットを深掘り
1. 紙のような読み心地「E-Ink」
Kindleの最大の特徴は、液晶ではなく「E-Ink(電子ペーパー)」を採用していることです。 スマホのように光を直接目に当てるのではなく、フロントライトが画面を照らす仕組みなので、紙の本を読んでいるのと変わらない感覚で読めます。
直射日光の下でも反射しないので、公園のベンチやビーチでも快適に読書ができます。 逆に、真っ暗な部屋でもフロントライトの明るさを落とせば、目に刺激を与えずに読めます。
2. 「色調調節ライト」が睡眠導入に最適
Paperwhiteには、画面の色味を「ホワイト」から「アンバー(暖色)」まで調節できる機能があります。 これが寝る前の読書に最高です。
夜、部屋の電気を消して、Kindleの色味を暖色(オレンジ色)にして読書をする。 ブルーライトがカットされるので、脳が覚醒することなく、自然と眠くなってきます。 スマホで寝落ちする時は「目が冴えて眠れない」ことが多いですが、Kindleでの寝落ちは「心地よい眠気」です。
3. お風呂が図書館になる「防水機能」
IPX8等級の防水性能を持っているので、お風呂の中に落としても大丈夫です(真水で水深2メートルまで、最大60分)。 私は毎日、湯船に浸かりながら30分ほど読書をしています。 紙の本だと湿気でふやけてしまいますが、Kindleなら全く問題ありません。 半身浴のお供として、これ以上のデバイスはありません。
4. 驚異のバッテリー持ち
「あれ?最後に充電したのいつだっけ?」 本気でそう思うくらい、バッテリーが減りません。 毎日30分〜1時間読んでも、数週間は余裕で持ちます。 旅行や出張に行く時も、充電ケーブルを持っていく必要がありません。
気になった点・デメリット
1. 動作が「もっさり」している
スマホのサクサク感に慣れていると、E-Ink特有の画面切り替えの遅さ(残像感)が最初は気になるかもしれません。 ページをめくる時に一瞬画面が白黒反転したり、文字入力の反応が遅かったりします。 ただ、これは「読書」という行為においてはあまり気になりません。 むしろ、このゆっくりとした動作が、リラックスした読書体験を生んでいるとも言えます。
2. カラーページが白黒になる
雑誌や漫画のカラーページも、全てモノクロ(16階調グレースケール)で表示されます。 ファッション誌や旅行ガイド、図鑑などをメインで読む人には向きません。 小説、ビジネス書、モノクロ漫画を読むための端末と割り切る必要があります。
3. ページめくりボタンがない
上位モデルの「Kindle Oasis」には物理的なページめくりボタンがありますが、Paperwhiteにはありません。 画面タップかスワイプでめくる必要があります。 片手で持っている時、親指を少し伸ばしてタップするのが億劫に感じることがたまにあります。
実際の使用シーンとセットアップ例
シーン1:通勤電車の中
スマホだとSNSを見て時間を浪費してしまいがちですが、Kindleなら読書しかできないので、強制的にインプットの時間になります。 本体が軽い(約205g)ので、つり革に捕まりながら片手で読んでも疲れません。
シーン2:就寝前の30分
ベッドサイドにKindleを置いておき、寝る前に必ず開く習慣をつけました。 「スマホを別室に置く」のとセットで行うと効果絶大です。 通知に邪魔されず、静かな気持ちで一日を終えられます。
シーン3:長時間のフライト
機内モードにしておけば、離着陸時も含めてずっと読書ができます。 数千冊の本が入っているので、「今の気分じゃないな」と思ったらすぐに別の本に切り替えられるのが電子書籍の強みです。
よくあるトラブルと対処法 (FAQ)
Q. 広告ありモデルと広告なしモデル、どっちがいい?
A. 絶対に「広告なし」モデルをおすすめします。 広告ありモデルは、スリープ解除時に毎回スワイプ操作が必要になります。 たったワンアクションですが、毎日何回もやると地味にストレスです。 価格差は2,000円ですが、数年使うことを考えれば「広告なし」一択です。
Q. 容量は8GBと16GB、どっち?
A. 漫画を読むなら16GB、小説だけなら8GB。 小説などのテキスト本なら8GBでも数千冊入りますが、漫画は容量を食います(1冊50MB〜100MB)。 漫画をたくさん持ち歩きたいなら、16GB(または32GBのシグニチャーエディション)を選びましょう。
Q. PDFは読める?
A. 読めますが、快適ではありません。 PDFファイルをKindleに転送して表示することは可能ですが、文字の拡大縮小の動作が重く、正直実用的ではありません。 PDFの論文や資料を読むなら、iPadなどのタブレットの方が圧倒的に快適です。
まとめ:人生の「密度」を高めるデバイス
Kindle Paperwhiteは、単なるガジェットではありません。 「良質なインプットの時間」を作り出すためのツールです。
スマホの通知地獄から逃れ、静かに本と向き合う時間。 それは、現代人にとって最も贅沢な時間かもしれません。
19,980円という価格は、本10冊〜15冊分です。 この端末を買うことで読書習慣が身につき、知識が増え、人生が豊かになると考えれば、これほどコスパの良い自己投資はないでしょう。
